COLUMN |
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ダイナエアーのリキッドデシカント空調機
一般空調分野においても、工業空調分野においても、近年ますます大きくなる省エネへの
要請、健康・衛生・生産性への意識の向上から、湿度調整 の重要性が高まっています。
ダイナエアーのリキッドデシカント空調機は、従来は解決困難であった湿度処理の様々な課題を解決いたします。
POINT01
省エネルギー建築で必須となる 潜熱・顕熱分離空調POINT02
工業用大能力除加湿における 脱蒸気 (ヒートポンプ、電気式)POINT03
医療施設で求められる オールフレッシュ&空気と液体調湿剤を十分に接触させる機構があれば、液体調湿剤の温度と濃度によって接触した空気の温度と湿度が決まります。
このシンプルな動作原理によって、強力な除湿・加湿能力が得られるのが、リキッドデシカントの特徴です。
リキッドデシカントによる除湿・加湿は、制御性・除加湿能力・省エネ性・清浄性の面で、他のどの方式よりも優れています。
除湿加湿自在、給気の温湿度を
制御信号に応じて、液体調湿剤の温度と濃度を制御することで、給気の温湿度を自由自在に調節することができます。
段階的に温湿度を変更したり、目標温湿度を一定に保つなど、あらゆる調湿ニーズに応えられます。
中温水で強力かつクリーンな
調湿剤には除菌作用があるので中温域でも雑菌繁殖等の懸念が無く、蒸気式加湿と同等のクリーンな加湿を行えます。
-0.3℃ 35.4%(1.3g/kg') ⇒ 27.0℃ 62.6%(14.0g/kg') の加湿処理を40℃の温水で実現できます。
低温再生(調湿剤の濃縮)で
冷水温度以下の露点を実現する
例えば、45℃程度の排熱等を利用した外気のみの低温再生で、冷熱の露点以下の空気を作れます。
34.3℃ 57.0%(19.5g/kg' DP24.6℃) ⇒ 20.0℃ 48.2% (7.0g/kg' DP8.7℃) の除湿処理を10℃ の冷水で実現できます。
ヒートポンプのポテンシャルを引き出す温度帯で運用できます。
60℃程度の低位排熱や自然熱、その他の未利用熱の活用が可能です。
独自の熱・水分の
ダイナエアーは、空気・調湿剤・冷温水(冷温熱)又は冷媒の熱交換を同時に行う機構(三流体熱交換器)を開発しました。
三流体熱交換器を用いることで、エネルギー効率と装置サイズ当たりの除加湿能力を高次元でバランスさせています。
リキッドデシカント空調機は、求められる温度と湿度の組み合わせを最小のエネルギーで作り出し、
生産設備におけるCO2排出量削減と生産効率向上の削減に貢献いたします。
モイストプロセッサーシリーズは機能、風量、熱源が異なる様々なモデルをご用意しています
風量3000〜9000㎥/h、除湿・加湿の両方に対応し、処理機・再生機の2ユニットから構成されます。
幅広い施設・工場で通年の外気処理・湿度管理に利用されています。
熱源内蔵型、冷温水受給型、温水受給型と熱源を選択できます。
設置が容易な熱源内蔵、処理機・再生機の一体型です。
除湿・加湿の両方に対応し、風量は1500㎥/hまでとなります。個人宅の外気処理や工場のスポット空調に利用されています。
暖房・加湿のみを行う風量9000㎥/hの大型機で、1ユニットで構成されます。冬季の外気処理、大能力の加湿装置として利用されます。
中部電力との共同開発により世界初のイオン液体を用いた高性能な3流体熱交換器(調湿液、冷温水、空気)を開発し、モジュール化させ、エアハンドリングユニットへの組み込みを可能にしました。
お客様のご要望に合わせ、フレキシブルに対応いたします。