
COLUMN
コラム2021.03.24
長い時間を過ごす図書館や図書室では快適な環境が求められます。
また、人だけでなく、物の保管にも適切な湿度管理が重要です。
図書館、美術館、博物館などの施設では湿度コントロールは不可欠です。
本を保管しながら人も快適に過ごせる空間づくりとはどのような環境なのでしょうか。
図書館・図書室の空調についてお話いたします。
>>リキッドデシカントを導入いただいた学校の図書館の事例はこちらです。
導入事例ページはこちら(インタビュー記事・動画あり)
本の管理で一番気を付けなければならないのは「カビ」の発生です。
カビや雑菌などの発生を防ぐためには、湿度管理が重要になります。
また、ホコリの発生も多く、働く人の健康面やアレルギーなどの対策を考えると、十分な換気が必要です。
長い時間過ごす空間ですので、安定した空気環境が求められます。
物の保管にもそれぞれ適した湿度があります。
紙の保存には、一般的に温度20℃前後・湿度60%前後が好ましいと言われています。
美術館や博物館でも収蔵品によって適切な湿度で管理を行うことが求められています。
人の健康や本・物を守るために、湿度が重要な役割を担っています。
暖房するだけで加湿を行わないと空気が乾燥してしまい、紙自体も乾燥してしまうため、紙で手を切りやすくなってしまいます。
寒い冬場は、人にも紙にも潤いが重要です。
リキッドデシカントを導入していただいている図書室では、冬でも紙で手を切らなくなった、と加湿の効果を実感していただいています。
夏場にはカビ対策で除湿し、冬には乾燥対策で加湿、年間を通した湿度コントロールにより、適切な湿度が保たれていることが人にも物にも安心を与えてくれます。
>>リキッドデシカントを導入いただいた図書館の事例をご紹介いたします。
>>リキッドデシカントのご利用によって解決可能な空調の課題をご案内いたします。